カメラ用語集

マルチスロープ(デュアルスロープ)とは

マルチスロープ(デュアルスロープ)とは、撮像素子の光電変換特性を複数の傾きで切り替える方式を指します。主に広いダイナミックレンジを確保する目的で用いられ、暗部では高感度、明部では低感度となるよう特性が設計されます。マシンビジョンでは、反射率差の大きい対象物や、強い照明下での検査に有効です。ただし、信号処理が複雑になるため、階調連続性や補正処理の影響を考慮した運用が求められます。